2020.11.28

Miki

Canzona di Bacco【 バッカスの歌 】

 

その人の名はLorenzo de’ Medici (ロレンツォ・ディ・メディチ)

フィレンツェルネッサンス黄金時代を築いた一人である

20歳という若さでメディチ家当主となった彼は

あの政治思想家マキャベリからも

『運命 そしてまた神から最大限に愛された男であった』と呼ばれた

 

 

彼に名付けられた別名は

Lorenzo il Magnifico (ロレンツォ・イル・マニーフィコ)

偉大というこの言葉の意味にそぐわしく

彼は代々メディチ家に築かれた富と財産そしてフィレンツェ市民の信頼を得て

政治・外交能力を生かしフィレンツェを繁栄し輝かせた

 

その上詩人としての才能も持ち合わせていた

Canzona di Bacco (バッカスの歌)

この曲はカルネバーレ(謝肉祭)のために書かれた曲だそうで

【謝肉祭の歌】とも呼ばれたそしてその代表的な一節

 

Quant’è bella giovinezza,
che si fugge tuttavia!
chi vuol esser lieto, sia:
di doman non c’è certezza.

 

〜 青春とはなんと美しいものか。
とは言え、みる間に過ぎ去ってしまう。
愉しみたい者は、さあ、すぐに。
確かな明日は、ないのだから。 〜

 

この詩が書かれた1490年、彼はすでに体調を崩しており

死期を悟り自分自身にこの言葉を投げかけていたのではないだろうか・・

このフィレンツェの地で素晴らしい盛期ルネッサンスを作り上げた男

イル・マニーフィコ

そして2年後、痛風に苦しみ1492年に43歳という若さでこの世を去った

 

 

毎日の生活の中で過ぎ去っていく時間

このリングに添えられたその言葉

・・・・確かな明日はないのだから・・・・

 

毎日この言葉を感じながら生きていくことの大切さ

そして歴史から学ぶことは永遠に続く

 

”今を生きる“

当たり前のことが時に一番難しかったりする

       だから・・・いつもこの言葉を身近に置いておきたい

 

 

Canzona di Bacco【 バッカスの歌 】
  〜 青春とはなんと美しいものか。
        とは言え、みる間に過ぎ去ってしまう。
   愉しみたい者は、さあ、すぐに。
        確かな明日は、ないのだから 〜