2020.11.22

スタイリストブログ

Santa Maria del Fiore 【 花の大聖堂 】

 

 

Cupola di Brunelleschi (ブルネレスキのクーポラ)と呼ばれる

 

 

フィレンツェに来た人なら必ず目にしたであろう世界最大の円蓋

 

サンタマリアデルフィオーレ大聖堂の建設は1296年に着工

最大の難工事は世界最大というこの大きさのクーポラ(円蓋)であった

それもそのはず外直径サイズ54mを超す巨大な八角形の屋根

100年もの間この屋根をつけるために多くの建築家は頭を悩ませていたそうだ

 

Filippo Brunelleschi  は1377年にフィレンツェで公証人の子として誕生

幼少期から読み書きと算術のほかにラテン語を学んだそうだが家業には継かず

金細工師・彫刻家そしてルネッサンス初期の建築家として活躍した

 

そう長年屋根のないまま月日の流れたこの大聖堂に希望の光が見えた

ブルネレスキは独自の研究で見事にこの大きな円蓋を足場を使わずに

レンガを積み上げるという技法で工事を進めることに成功した

その功績は初期ルネッサンス期の建築界に大きな足跡を残したのである

 

 

 

サンタマリアデルフィオーレ大聖堂の外壁は

3色の大理石からできておりそれぞれにキリスト教の神学徳

信仰・慈愛・希望が意味されるそうだ

流れる年月の中この大理石についた汚れ

それは歴史という名の色なのかもしれない

 

 

私は前からの全貌をみたいと思い

白い息を吐きながらこの場所へと到着した

 

 

首をあげて上を見てみるがこの前には大きな建物があり

写真にうまく納めることができない

少し離れると建物に隠れて見える部分が小さくなる

写真を撮る手を止め一番見える角度から暫し眺めていた

140年の歳月を掛けて建設されたこの傑作

今もこの地で息づくように私達に力を

与えてくれているのを肌で感じることができる

 

 

このリングを見ていると流れる年月そして歴史

ルネッサンスの香り、活躍した著名人たちのエネルギーさえ感じる

 

ブルネレスキはどこかでこの状況を見ているのであろう

『心配するな時は流れて春はやってくる』

そんな言葉が聞こえてきそうな冷たい朝だった

 

 

Santa Maria del Fiore
( サンタマリア デル フィオーレ )

【 花の大聖堂 】
   〜 鐘が鳴る 花咲く街に 人々の空に 〜