2019.09.30

スタイリストブログ

Each Story.

 

こんにちは。銀座店のAngelaです。

みんな書いておりますが、9月30日でクアラントットは12周年を迎えました。小学1年生も小学6年生になっちゃいますね。

銀座シックスも来年の春で3年目に突入いたします。早いものです。

みんなが祝福している横で、思いの外、いいね!というお声をいただいたスウェーデン記を(また勝手に)記していこうかと思います。

今回は、そう、ヨーロッパといえば、このリングから。

Palazzo【邸宅】

〜窓の向こうにあるもの ドアの向こうにあるもの〜

ヨーロッパのアパートメントって、大陸が陸続きだからなのか、建物の表面もずっと続いていたり、ちっさなねずみさんしか通れないんじゃないかっていう隙間しかないような建ち方がダウンタウンでは多いです。

スウェーデンはご存知の通り、北欧の一部です。

北欧というと、シンプルな家具やなんかが有名ですよね。

ちなみに、わたしの友人がいるMalmö(マルメ)市はマルメ大学という比較的大きな大学があり、その周りは新市街のような形でとても前衛的な建物が多かったです。友人が住んでいるアパートメントもデザイナーズ物件らしいのですが、とても現代的でおしゃれでした。

ただ、そんなマルメ市の中にもガムラスタンという旧市街地があります。

ガムラスタンというとストックホルムの旧市街を示すことが多いですが、「旧市街」という意味で「ガムラスタン」という言葉は使われているそうなので、ストックホルムの旧市街地だけを指すわけではないそうです。

ストックホルムのガムラスタンは観光客が多く、路地もとても細くて活気に満ち溢れていました。

インスタではよく、フィレンツェの町並みをミキさんがあげていますが、フィレンツェの古めかしくも威厳ある町並みとはまた違った印象です。

歩きづらい石畳はヨーロッパではどこもおなじみですが、建物の色が優しいものが多く、積み重なったような建物よりもつるっとした建物が多い印象でした。

ヨーロッパの町並みは古めかしく、歴史を感じさせるくすみがあり、威厳を感じさせますが、ストックホルムやマルメのガムラスタンはシンプルでちょこんとしていますが、明るく優しい色味がなんだか他の国とは違う印象でした。

こちらの2枚はマルメ市のガムラスタンの入り口とちょっとした路地です。

ところで、わたし、ヨーロッパや北米の家々の窓がとても好きです。

友人は網戸がないから虫が入ってくる…と嘆いていましたが、あの、がばっと開いたり力ずくで持ち上げたりする感じも好きなのですが、カーテンをつけている家が少ないので、窓辺のデコレーションを歩きながら眺めるのも好きです。

邸宅リングもよく見ると窓が開いていたりして、それぞれの家の営みが垣間見れるように作られていますが、まさに、あの窓達は家主のセンスが垣間見えると思います。

ある窓にはランプがポツンと窓辺に置かれていたり、また別の窓には光合成中の植物が開け放たれた窓から入る風にそよいでいたり。

窓の形も従来の長方形もあれば、頭がまあるい窓もあったり、綺麗な正方形の窓が規則正しく並んでいたり。

ヨーロッパはそんな窓が様々なことを語ることが多い国がたくさんありますが、日本は窓よりも空気を漂う食べ物の香りが特徴的だと思います。

中学生の頃、土曜日の午前中の部活の練習を終えて、空腹すぎて不貞腐れながら下校していた時に、たまに家々から洋食の香りが漂ってきて、おなかすいたよーと泣きながら帰ったり、大学生の時、バイトが早く上がれた日に秋田の吹雪の中を痛いよー、寒いよー、死んじゃうよーとぶつぶつ嘆きながら帰っていた時にきんきんに冷えた空気中からかすかにお味噌汁の香りがしたり。

基本的に燃費が悪い体質なので、常時「お腹減ったよー」としか言っていなかった気しかしませんが、空気中に食べ物の香りをかぐと、そんな昔の記憶がふとよぎることがあります。

文化が違えば、人々の営みを感じとる場所はやはり変わってくるかとは思います。

わたしにとって、それは、日本では香りであり、ヨーロッパでは窓でした。

それらはきっと安心する場所へと繋がっていて、そしてまた哀愁を感じさせます。

きっとその哀愁は、巻き戻すことのできない時の中で感じてきたものをふと思い出し、その時の気持ちや思いを感じ、そしてその点へは戻れないことを踏まえて、きっと懐かしくも過ぎ去って終わってしまったことを懐古している時の感情なのだと思います。

切ないですが、どことなくセピア色で美しいです。

そんなことをぼーっと夕方の帰路を歩きながら晩ご飯どうしよう、と考える片隅で考えていました。

よくわけのわからないことを書いてしまっていますが、端的にスウェーデンの感想をいうと、綺麗でたのしかたー\(^o^)/ということになります。

ちょっとひねってねじって伸ばして2記事に渡って綴ってみました。笑

ちなみに、どうってことないマルメ市のスーパーで感動して撮ったどうってことない写真でしめさせて頂きますね。

んふー、カラフルでとっても綺麗で、どうってことない\(^o^)/